ももクロちゃんはじめました。
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ももいろクローバーZ

「ももクリ2011」のブルーレイ盤を観た。ももいろクローバーが、ももいろクローバーZになってちょうど1年。つまり、あかりんこと早見あかりが脱退してちょうど1年。4月10日にはブログで心境を綴っていた。そんなこともあって、何か感慨にふけりながら、さいたまスーパーアリーナという大きな舞台で歌うももクロちゃんを観ていた。

そんな中、ふと気付いたことがあった。ももクロの楽曲は、メンバーごとにパートが分けられているが、百田夏菜子が歌っているときは赤、有安杏果が歌っているときは緑、というように、ステージのライティングというか照明の演出が、結構しっかりされている。さいたまに限らず、ライブハウス等でもそういう演出があるのは知っていたが、さいたまスーパーアリーナという大きな舞台、しかもブルーレイというキレイな画質で観たので、よりそう感じたのかもしれない。

そんなことは誰でも知ってる。気付いたというのは、そこではない。「きみゆき」「キミノアト」「白い風」という楽曲では、何色の照明が使われているのか?青である。バラード、ということもあって曲の雰囲気に合わせた感じということで、単に青色が使われているだけなのかもしれないけど、ももクロにとって、‘色’というのは重要な意味を持つ。上記に挙げた3つの楽曲は、早見あかりと何か関係があるのではないか。後述するが、「コノウタ」という楽曲についての早見あかりとの関係性についても思うところがあったので、この4つの楽曲の歌詞について考察してみた。

順番に「きみゆき」「コノウタ」「キミノアト」「白い風」。


1.「きみゆき」は、2010年12月24日、初めての単独ホールコンサートとなった「ももいろクリスマス」にて披露された楽曲だ。作詞者は、MIZUEとなっている。以前、「きみゆき(´;ω;`)」という記事を、「ももクロ「きみゆき」に込められた切なすぎるメッセージ」に感動して書いたことがある。簡単に説明すると、「きみゆき」に込められた歌詞の内容は、「ファンへのあかりん脱退の暗示」、「メンバーからあかりんへのメッセージ」を示唆しているのではないか、というもの。
ちょっと都市伝説っぽい感じがしなくもないが、必ずしもそうとは思えない。ももクロと、早見あかりと、ファンを想わせる歌詞が随所に出てくる。

・各駅停車総武線
(※ラムラ「飯田橋」→日本青年館「千駄ヶ谷」→中野サンプラザ「中野」)
・あと少しもう少しで約束の場所
(※ももクロが、メンバーと、そしてファンと約束した紅白歌合戦の場所NHKホール)
・独りじゃ見れない夢 僕らが辿り着いたキセキ
(※紅白出場という夢 みんなでたどり着いた軌跡)
・真っ直ぐに きみ行きのチケット
(※あかりんを含めたももクロメンバーが出場する紅白へのチケット)
・一つに重なる夢 心と心繋ぐメロディー
(※紅白という夢 メンバーとファンを繋ぐ楽曲)
・誰の足跡もない未来輝きを刻む胸に
 きみがいない世界なんてありえないよ一緒に
(※まだ到達していない紅白出場の未来
 あかりんがいないももクロなんて考えられないよ)

「きみゆき」の歌詞の中に出てくる「きみ」は、ファンから見た「早見あかり」。そういう設定であらためて歌詞を全て見てみると、架空の恋愛ソングとは思えなくなってくる。「きみゆき」を披露した日本青年館公演の約2週間後、早見あかりは脱退を発表する。メンバーにも言っていなかったトップシークレットともいえるこのことを、スタッフは事前に作詞担当者に明かしていたのか、という疑問がわいてくるが、いろいろ考えさせられる歌詞であるのは間違いない。


2.「コノウタ」。2011年7月27日に発売されたアルバム「バトルアンドロマンス」に収録の楽曲。作詞者はツキダタダシ。初披露されたのは、2011年5月14日、Zepp仙台でのフリーライブ。早見あかりが脱退しておよそ1ヶ月後である。

「コノウタ」歌詞

ちょっと最近まで勘違いというか、思い違いをしていたのは、「コノウタ」での「キミ」は、完全にももクロメンバーから見た早見あかりのことだと思っていた。脱退して間もない頃に披露された楽曲ということもあって、メンバーからあかりんに捧げる歌だと。そういう設定で歌詞の内容を捉えても全然おかしくはない。いや、むしろ脱退後しばらくは、そういう意味合いが大きかったのかもしれない。でも、最近、これはそういうことではないな、と気付いた。
いつからだったか覚えていないが、「コノウタ」はライブの中盤で披露されていたのが、終盤にもしくはラストの楽曲としてセットリストされるようになった。ももクリ2011でも、ラストの楽曲(アンコール前)に設定されている。もし「コノウタ」があかりんに捧げる歌だとしたら、そんなしんみりした内容の楽曲をラストに持ってくるだろうか。そしてステージの照明の色も青色ではない。「コノウタ」での歌詞の「キミ」は、「ももクロメンバー」から見た「ファン」のことである。そういう設定で歌詞を見るとすごくしっくりくる。キミ=早見あかりではなくとも、あかりんが辞めた当時のことを思わせる歌詞が随所にあるのは確かだ。しかし、そういった困難を乗り越え「キミ=ファンのみんな」に、コノウタキミに届けと力強く歩み出すももクロの姿が投影されているのではないだろうか。


3.「キミノアト」。同じくアルバム「バトルアンドロマンス」に収録の楽曲。作詞者は多田慎也。

「キミノアト」歌詞

正直「キミノアト」は、ももクロちゃんには珍しいバラードという以外の印象はなかった。でも冒頭でも書いたように、先日あかりんがブログで心境を告白したのと、以前、「ブルー!あ・・・」という記事を書いたのを思い出しながら、ももクリ2011で映し出される青いライティングの「キミノアト」を観ていて気付いた。ここで歌われている「キミ」とは「早見あかり」そのものを指すのではないか、そしてそのキミを想うのは、ももいろクローバーの早見あかりが好きだった人物が、いまだ、あかりんのことが忘れられない心境を歌ったものではないか、と。

・キミが好きだよ キミだけがただ好きだよ
 ずっと消えない跡 I love you
(※あかりんが好き あかりんだけがただ好き
 ずっと心の中で残ってる 君が好き)
・大事な勇気だとか 自分の答えだとか
 いつでも教えてくれたのは
 キミのキミらしい笑顔でした
(※ももクロを辞めるという勇気 自分が出した答え
 教えてくれたのはあかりんの笑顔)
・誰か一人を愛するような
 こんな日が来るって知らなかった
(あかりんだけが好きだったと気づく)
・涙の色 I love you
(※青色…)
・季節は過ぎてしまうのに 心に吹く風は同じ
 叫び続けたその名前 これから誰が呼ぶの?
(※時は過ぎていくのに あかりんがいない心の穴
 叫び続けたあかりんという名前 これから誰が呼ぶの )
・見慣れた景色さえも 懐かしい映画のよう
(※過去のPVやライブも 実感のないもののよう)
・さよなら 言えない想いごと
 明日が行き先のバスが出るよ
(※あかりんにさよならと言えないまま ももクロは明日に向かって進んでいくよ)

ちょっと気持ち悪い?意訳し過ぎ?でもここでキミ=早見あかりだと踏まえて歌詞を見ていくと、あかりん推しだった人の心境がぴったり当てはまってしまうのも事実。なぜ「バトルアンドロマンス」というファーストアルバムにこのような楽曲を収録したのかも説明がつく。しかも曲名が「キミノアト」。「叫び続けたその名前 これから誰が呼ぶの?」なんて歌詞は、そのものではないか、と思ってしまうのである。しかし、これでは悲し過ぎるではないか。そこで、これに応えるアンサーソングとなるのが「白い風」なのではないか、という結論に達した。


4.「白い風」。言うまでもなく、2011年12月25日「ももクリ2011」にて披露された楽曲である。作詞者は、「キミノアト」と同じく多田慎也。ステージの照明も青色を基調としたものになっている。

「白い風」歌詞

ここでの「キミ」は、少し奥が深い。あかりんが脱退して悲しみにふけっていた主人公が、5人となった「ももいろクローバーZ=キミ」にちゃんと向き合い強くなる、という意味合いでのキミ。

・響け始まりのメロディー
(※overture)
・冬の空に悲しみは消えた
(※クリスマス今日という日 悲しみを乗り越える)
・今なら答え出せそうだよ
 立ちすくんで見てた昨日に
(※あかりんが脱退したももクロに ちゃんと正面から向き合えそうだよ)
・白く光る風立つ向こう側
 新しい冬をキミと見つけた
(※白の向こう側=紅組 新しい紅白出場の夢をももクロと見つけた)
(※審査員席に女優早見あかり、ステージにももクロという形での紅白出場の夢)
・ありがとう 優しく笑うキミのそばで
 強くなる もっともっと
(※いつも元気で笑顔をくれる5人となったももクロとともに 強くなるよ)
・心にヒカリをくれたキミとならば
 こえていく どんな今日も
(※希望や夢、元気をくれた早見あかりという存在があったからこその「ももいろクローバーZ」となら乗り越えていくよ)

そしてもう一つ、ももクロから見た「キミ=ファン=あなた」という観点。

・ただハローとグッバイ繰り返す日々で
 キセキは起こるんだ
(※ライブを繰り返す日々の中でのファンとの出会い そして念願の紅白)
・当たり前の出来事の中 偶然の顔で
(※偶然の顔=ももいろクローバーというメンバーとして出逢った偶然・奇跡)
・ありがとう 優しく笑うキミのそばで
 強くなる もっともっと
(※ファンのみんなへの想い)


まとめてみると、
「きみゆき」での「きみ」は、ファンから見た「早見あかり」。
「コノウタ」での「キミ」は、ももクロから見た「ファン」。
「キミノアト」での「キミ」は、あかりん推しだった人から見た「早見あかり」。
「白い風」での「キミ」は、あかりん推しだった人から見た「ももクロ」、もしくはももクロから見た「ファンのみんな」。

このように歌詞の中の「キミ」が誰なのか。楽曲によって異なるが、「きみゆき」「コノウタ」「キミノアト」「白い風」のベースにあるのは、早見あかりの存在なのではないか。そんなことをふと思ったので、いろいろ考察してみた。ちなみに結論は少し違うがこの方の記事→「きみゆき~キミノアト~白い風・・そして・・」を参考にしたので付記しておく。
起承転結でいうなら、一連の早見あかりに関する楽曲は、日本青年館のももクリで披露した「きみゆき」から1年を経て、さいたまスーパーアリーナのももクリ2011での「白い風」で完結したのではないか、と個人的に思う。

歌詞の真相は、作詞家の方に小一時間ばかり問いただしてみたいところだが、たぶん知ったところであまり意味はないのかもしれない。手品のネタは知らない方が面白いのと同様に、いろんな見方があってもいいのかなと。作詞した人もそれぞれの解釈で聴いてもらえればいいと思っているんじゃないかな。

キミはどう思う?



2012-04-12-Thu [ 記事URL ] カテゴリ:[ 雑記 ] page top
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